整体にトークセン導入3
2020/04/10
トークセンとは雷が落ちた木で、エネルギーが高い木から削り取った
木槌です。
のみと木槌のセットでトントン叩いてその振動で体を調整していきます。
なんで、雷が落ちた木かと言うと、
エネルギーが高いからです。
昔から雷が落ちた畑は土壌が良くなる、と言われますが、放電によって土壌環境が整うのです。
生活の知恵というか、伝統的な考えですね。木も同じと考えられていて雷の木を神木的に使っているのですね。
日本には沢山のトークセンが輸入されています。
日本製もあるけど、
雷が落ちた木かと言うと、どーなんでしょう。
そんなに都合よく雷に打たれた木がゴロゴロあるとは思えないんだけど・・・。
まあ、真実はともかく、
その私の購入した楢ノ木は、目ン玉飛び出るくらいの請求書が来ようとも、テーブルが反ろうとも、
どうしてもそうしたかった、惚れた木なのです。
あんな木はもう2度と手に入らないと、端材やおが屑まで回収して持って帰って来ました。
まず、北海道の良質堆肥で育った木がもう、ない。
昔の豊かな土壌は今では劣化して土壌自体が弱くなっている。だから、土砂災害多いでしょう。雨の量が多いのもあるけど土地が弱くなり、木が根を張れないから崩れやすくなっているのです。
松が赤く変色している山がありますが、土が弱く、また環境も劣化しているので松が虫にびっしり喰われて赤く変色しているのです。木の病気です。もう治りません。どんどん他の木に移っていきます。
身近にも山が弱っていることはすぐわかります。私達(41歳)が子供の頃の山と風景が違うのだから・・・。
北海道には梅雨がないから土壌が雨に流されないでミネラルの含有量が多いので、木の質が本来とても良いのです。
あそこは大陸の土地で本州とは違うのでうすね。北海道の野菜って美味しいですもんね。それが、木にもあるんです。
良い木は既に伐採され、もうこれで終わりなのだそう。最後の良い木だったから、どうしても欲しかったのです。
それを更に良い環境で乾燥させ本来の力を最大に発揮させたのです。
あ、また次回!