日々のこと 眉毛とサロン通いの楽しみ
2019/11/12
こんにちは。鈴木です。
私は、毎月勉強会に参加しています。
その日、私達は課外研修で倉庫で勉強をしていました。日差しが強いので私はぐったりし、休み時間、倉庫の資材にもたれて寝ていました。すると、毎月会う、70歳の男性の美容師さんがいて、私をじっと見つめてきました。
そして、おもむろに、
「ちひろちゃん、その眉毛やばいよ。左右高さも違うし、色も変だし、長さもまるで違う。僕は、美容師だから気が付いちゃうんだけど、細かいことでごめんね。でも、君、女性としてどうかと思う。すごい変だから直したほうがいいよ」
私は動揺しました。「え、ええっ、これヤバいの?ヤバいの?マジで?てか、それ、コマツさん、数年前にも同じこと言いましたよね!?数年前にも私の眉毛、変て言いましたよね!?え、ずっとこの数年変なの?変なの?私、ずっとヤバいの?ヤバいよね?それ、ヤバくないですか?私ヤバいですよね、コマツさん、直してください、私の眉毛直してください!!」
コマツさんは70歳なので禿がいよいよ、バーコードのようで、その隙間からデコが光輝いていました。そんな人に眉毛変て、言われるなんて。しかも2回目・・・。
コマツさんは言いました。「僕はできないよ、ヘアメイクは忘れちゃったから。でも、君、何とかしたほうがいいよ」
「・・・・・・。眉毛サロンに行こう。」そう私は決意しました。
職場で私は、終わりのない雑務に追われ「社長」と書いて「パシリ」と読む日々を送らなければいけないのに、店のPCで仕事でなく眉毛サロンの検索に没頭し、スタッフにも「眉毛サロンにいくぞー!」と叫んで、その情熱を眉毛サロンの人に伝え、早々に予約を得て眉毛サロンに行くことになりました。
そして、数日後、眉毛サロンで、たかが眉毛キレイにするのに数万円使い、次回予約までし、興奮気味に帰宅したのでした。
こんなバカな話ですが、私は、美容室は決まったところにいく。エステは自分の店。整体も自分の店。お腹のEMSも自分の店。サプリも決まったのを飲む。化粧品もずっと同じ。いいからずっと同じなのだけど、刺激がなかったのです。
なんだか、久しぶりにドキドキして楽しかった!眉毛キレイになって嬉しかったのです。
天指に来られるお客様も、こんな感じでドキドキしてもらって、高揚されているのを感じています。楽しそうに目をキラキラさせて「もっと早くに来ればよかった!」そう言われます。私達からするととても嬉しいことですし、一緒に喜びます。でも、その反面、「天指は良くなるのが当たり前。天指は他店と違って当然」という気持ちが私の根底にあるので、さらなる体の変化を提供したいと考え重圧を感じるのです。
でも、それは私の中にだけとどめておいて、スタッフには目標を持ちながらも軽やかな精神で働いて欲しいと思います。
今回の私の眉毛サロンの高揚感は、純粋なサロン通いの楽しさを思い出させました。視点が変わり私も軽やかに働けそうです。
11月20日はスタッフのランチ会です。天指は春と秋にイベントを開催しています。彼女たちにもこの会が風になればいいですね。