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豊田市女性専用サロン天指

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モテの聖地へ行こう

      2019/11/30

こんばんは。鈴木です。

さて、今回のテーマは「モテ」です。

最近夫が「モテたい!」と叫びました。きっかけは私が、華やかな恋愛関係を繰り広げる人たちの話をしたからです。

「俺もモテたかった!!」心から絞り出すような声で夫が叫びました。冴えない青春~青年~中年時代を嘆いての心痛の叫びに、私はゲラゲラ笑ってしましました。

「くそっ!笑いやがって、悔しい!うらやましい!」夫はくううううっとこぶしを握り締めました。

ここまでの話だと、モテない夫を妻が嗤う、私は悪妻。私は言う。

「貴方ほど沢山の女性と性的関係を簡単にもてる男はいないのに、自分のことわかっていなくて嗤ったのよ。そうねー。これはモテや恋愛ではないけど、とにかく、だれよりも女と関係を持てるのよ。いとも簡単に。でも、それをしない生真面目さを笑ったのよ」

「え?」

「だって貴方、メンヘラ掃除機じゃない。ダイソンの掃除機より凄い吸引力でメンタル弱っている女が、話聞いてほしくて、慰めてほしくて貴方にすり寄ってくるじゃない。貴方を優しくて聞き上手で親切で、でも支配できそうな都合のいい男として見下しながらも、自分の心の隙間を埋めるために利用しようとする浅ましい女たちが行列を作っているじゃない」

「寄ってくる。ものすごい寄ってくる。失恋とか、離婚とか、うつの子が話聞いてほしがってくる。で、話を一晩中聞いたらスッキリして、『いい人』と言われて女の子は去っていくんだよ」

「しかも、そういう子、かわいいでしょう?」

「かわいい!なんでわかるの?」

「自分が可愛いのを知っているから、自分を受け入れてくれそうな男にすり寄るのよ。ずるいのよ。メンヘラで辛いとか言いながらそこらへんは計算高いのよ。貴方を利用して利用し終わったらゴミくずみたいに捨てるの」

「そうなんだよ!みんな1回きりなんだよね」

「貴方は・・・例えるならティッシュペーパーよね、鼻かみたいから緊急で必要だけど、かんでスッキリしたらポイぃ!安いし、どこにでもあるし、いっぱいあるし。どこにでもない自分だけのたった一人の大切な人ではないから、適当に扱えるのよ」

「そうなんだよ。ずごくわかる。もう話聞くの面倒でさ。メンヘラは受け付けないようにしているんだ」

「・・・なんで、その子たちとしなかったの?悩み相談なんて美味しすぎる展開なのよ。みんな他の男の人はそのチャンスを狙っているのよ。その棚ボタ的な機会を!」

「ええ!していいの?」

「いいのよ。頭をポンポンと撫でて、『辛かったね。僕は君の気持わかるよ、君は悪くない、君はすごくいい子だ、君の話聞いて僕は君が好きになってしまった』これでいいのよ。打率は低くてもいいのよ。沢山来るのだから。とりあえず全員に同じこと言えば誰かは抱けるわ。まあ、作業ね」

「そんな、人の心に付け入るようなことしていいのか?」

「女のほうが先に貴方を利用したのよ。何も悪くないわよ。利用しようとすればされるのよ。どうせ抱かれて後悔しても、すぐ無かったことにして忘れるわ。そのくらい貴方のことなんて比重が軽いのよ」

「君は悪い!悪い奴だ!」

「いい人のふりをして、ぎりぎりまで羊の皮をかぶって、ガオー!狼でしたー!これが貴方の青春の姿だったわね。なんか、モテではないけど。正しい恋愛でもないけど。メンヘラの欲望渦巻く病みの世界の住人として花開くはずだったのにね。闇の世界ではなく病みの世界ね。」

「そうだったのか!しかも親が仕事で家は俺一人だった!やりたい放題で来たのに!」

「そう、貴方は、男のカリスマになれたのよ。男が憧れる男になれたのよ。モテる男は、モテるための振る舞いや努力をしているの。素でモテている人はいないのよ。何らかの意識はしているし、女からもそれを期待されているのよ。面倒でしょう?でも貴方は素なの。素でメンヘラが集まるの。これは奇跡よ!しかもみんな可愛いの!貴方に明るい青春はなくてもカリスマとしての花道が待っていたのよ」

「そうだったのか!でも、もう駄目だろう?もう40だし」

「大丈夫。まったく問題ないわ。貴方はただ、コンパに行けば誰か寄ってくるから。メンヘラが察知して向こうから近寄ってくるから。メンヘラの嗅覚は都合のいい男をかぎ分けるのがうまいの。独特の感性でね」

「・・・・・・で、もしそうだとして、君はそんな病みのカリスマな俺と結婚してくれた?」

「・・・・・・・」

「いいよ。今のままで」

夫の「モテの聖地」はまだ遠い。

 

 

 

 

 

 

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