人材採用へのこだわり
2019/10/24
こんにちは
鈴木です。最近はスタッフも増えて、にぎやかになってきました。
「天指」のスタッフは素敵な人ばかりで、花が咲いたようにお店も明るくなりました。
裏話ですが、採用・・・特に受付の採用基準は厳しくて、電話で9割不採用にします。
勤務の条件が合わないということもありますが、第一印象で声の感じが良くないとそのまま断るようにしています。
求人の広告の金額は1募集あたりいくら、という課金方式なので私のやりかただと、すごい金額になってしまい泣きそうになるのですが、どうしても「天指」のスタッフは「天使」でないと気が済まないのです。「天使」と仕事がしたいのです。
「天使」を探し求めてしまうのは、新宿で勤務していた時のお店のオーナーを見ていたから、妥協しなくなったのでしょうね。
オーナーはマッサージオタクでマッサージの理想郷を作りたいそうで、施術者の採用率1割以下というトップセラピストのみ在籍のお店を作りました。しかも個性的でワクワクするような人を探し求めていたのです。
自らの信念にまったく妥協せず、美しく若く施術も的確な愛想のよい女性を「なんかつまらない。ふつー」と不採用にしていました。
施術も良く美しいが異彩を放った40代の男がきて、採用になったり。
彼のあまりのハチャメチャっプリに私は驚愕し、オーナーに「ちょっと自由な生き方をしすぎて大丈夫か!?なんで彼女いるのに同僚口説いているんだ!接客も自由すぎるだろー。大丈夫ですか!?こんな人!」と聞いたら、
オーナーは「僕は人間性は見ないんだ。僕がときめけばOKだよ!」とクレイジーな返答をくれました。
実際は常識的なトップセラピストが多いのだけど、オーナーの中に独自の基準があり、スタッフの中には、色々な意味でドキドキハラハラするような人もいました。
そこはオーナーの城なので、城主は思う存分自らの采配を振るうのですね。
店を作るようになって、私もオーナーと同じでいつの間にかワクワクするような人を探し求めていました。
セラピストは仕事を通して、個性や自己表現、現実化したい思いがある人を採用しています。そういう欲は人を育てるのですね。欲があるということは反面うまくいかない現実がある、ということです。そのギャップがある人は楽しい。育った姿はまるで別人のように輝きだすので面白い。
受け付けは天使。これに尽きるかな。最近は57歳の天使を採用しました。15人くらい断り続けて、彼女が店に入ってきた瞬間、この人だと思いました。条件的にはもっといいひと沢山いたのですが、店が楽しくなるので、そうしました。
こんな風だから、8月末に岐阜店を作ったのに人を不採用にし続け、いまだに研修できずにいます。9月に体調を崩し1カ月施術以外しなかったので、それもありますが・・・。
経営者として不器用だなーと思います。やがてこういうのも変わったりするのかな?言えることは今私ができる最善の方法で皆様に施術を提供していることです。
ありがとうございました。
鈴木