常識と非常識 1-1
2018/05/15
こんにちは 院長の鈴木です。今日はそうですねー。健康食品のお話をしましょうか?TVショッピングや雑誌などで販売している健康食品が割と価格帯とか、コンセプトが似ていることはありませんか?
これは、OEM商品といって、健康食品を作る製造元の会社は一つで、パッケージや容量や価格だけを変えて販売しているからだそうです。同じ商品を見た目を変えて販売することはよくあることで一から企画、製造、販売をするととても時間もお金もかかりますし、このシステムはどの産業でもあることで普通のことです。
私の知り合いの社長さんがこだわりぬいた畑で作った作物を加工食品にしようと食品の加工工場に作物をもっていかれました。ジェルにして小さな真空容器に詰めパッケージ完了です。ただ、持ち込んだ原料がパッケージのロット数より少し余ってしましました。
結構なコストをかけて作りこんだ作物で、決して安くはないのですが、工場の人は余った原料を返すどころか捨ててしまおうとしたのです。知り合いの社長さんはびっくりして「捨てるのはもったいない!!」と言いました。
工場の人はびっくりして、言いました。「そんなこと言うのはあなたが初めてですよ!!」これは、どういうことでしょう?
実は健康食品はこういう廃棄原料などしても痛くもかゆくもないくらい安い原料を使用していることが多いのです。それを高い料金で商品として販売しているのです。
この話を聞いた時とても驚きましたが、それが健康食品の世界の実態なんだなーと思い知らされてしましました。
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